お知らせ

甲状腺機能亢進症

高齢の猫に多いホルモン疾患です。甲状腺が腫瘍化することで、甲状腺ホルモンの分泌が過剰になり様々な症状を起こします。ごはんを食べていて元気にもかかわらず、どんどん痩せていくことが多いです。心筋症といった心臓疾患を起こしたり、血液検査ではALT、ALKPの上昇することが多いです。年齢からくる体重減少や心臓病、肝炎と診断されがちなため、高齢の猫では甲状腺ホルモンの測定をおすすめします。腫瘍化した甲状腺の切除手術やホルモン分泌を抑える内服薬で治療することができます。


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