「うさぎの毛球症の原因は何?」
「毛球症は予防できる?」
「毛球症予防の食事はどんなもの?」
上記のようなことが気になる飼い主様もいらっしゃるのではないでしょうか?
うさぎの毛球症は毛づくろいなどで毛を飲み込んでしまうことが原因で起こる病気です。
毛球症は食事管理により予防できるかもしれません。
牧草とペレットのバランスを整えることで毛球症予防が期待できます。
今回はうさぎの毛球症の原因と正しい食事について解説していきます。
ぜひ最後までお読みいただき、うさぎの毛球症の知見を深めてください。

うさぎの毛球症とは
うさぎの毛球症とは飲み込んだ毛が排出されずに胃腸に停滞してしまう病気のことです。
うさぎは毛づくろいをすることで自分の毛を飲み込んでいますが、通常は自力で便として排泄することができます。
しかし、何らかの原因により飲み込んだ毛を自力で排泄できず、胃腸に停滞してしまうことがあります。
これらは食事と関連していることも多いです。
うさぎの正しい食事管理をすることで毛球症を予防できる可能性があります。
症状
うさぎの毛球症の症状として、
- 食欲が低下する
- 便が小さくなる
- 元気がなくなる
- 便の量が減る
などが挙げられます。
これらの症状がみられる場合は早めに動物病院を受診しましょう。
毛球症は進行すると胃腸の動きがさらに低下し、食欲や便が悪化することがあります。
早期に対応することで重症化を防ぐことが重要です。
毛球症と食事の関係
うさぎの毛球症は食事によって発症リスクが上がることがあります。
うさぎが毛球症になりやすくなる食事は
- 繊維不足
- 水分不足
- 偏った食事
などです。
繊維が不足すると、胃腸の動きが低下し、胃腸の中の毛が停滞しやすくなります。
また、水分不足になると胃腸の内容物が硬くなり、排泄しづらくなります。
そのため、繊維や水分は積極的に摂取できるよう意識しましょう。
偏った食事は腸内環境が乱れる原因となり、毛球症になりやすくなります。
そのため、毛球症予防にはバランスの良い食事が重要です。
毛球症を予防する食事のポイント

うさぎの毛球症を予防する食事のポイントとして、
- 牧草
- ペレット
- 水分
などが挙げられます。
以下でそれぞれについて解説していきます。
牧草
うさぎの毛球症を予防するためには、牧草をしっかり食べてもらうことが重要です。
牧草を食べることで繊維不足を補うことができます。
牧草の中でも特にチモシーを中心とし、食事の7〜8割を牧草にすることが大切です。
牧草は基本的に食べ放題にし、常に新鮮な牧草が食べられるようにしましょう。
ペレット
うさぎの毛球症を予防するために、ペレットが主食にならないように注意することも重要です。
ペレットを与えすぎると、牧草を食べる量が減り、繊維不足になりやすくなります。
ペレットの量は商品ごとの指示量を目安に適正体重に合わせて与える必要があります。
適切なペレットの量が分からない場合は動物病院で相談しましょう。
水分
うさぎの毛球症は水分不足でも起こりやすくなります。
そのため、十分な水分を取りやすくするための環境整備が重要です。
うさぎによってボトルやお皿などの飲みやすい容器は異なります。
愛うさぎがどのタイプの容器が飲みやすいかどうか確認してあげましょう。
また、水分補給の一つとして野菜を食べることも有効です。
野菜は水分を確保し繊維を摂取することができるため、適切に野菜を食べることが毛球症予防に役立つ可能性があります。
ただし、野菜を食べすぎると下痢をしたり、腸内環境が乱れたりすることがあるため注意しましょう。
食事以外の毛球症対策
食事以外の方法でも毛球症を予防できるかもしれません。
食事以外の毛球症対策として、
- 換毛期のケア
- ブラッシング
- 運動
などが挙げられます。
換毛期にはいつも以上に毛が抜けるため、毛づくろいで飲み込む毛の量が増えます。
ブラッシング等を行うことで飲み込む毛の量を減らしてあげましょう。
また、適切な運動はうさぎの胃腸の動きを良くします。
まとめ

うさぎの毛球症は食事によって予防できる可能性があります。
毛球症予防のための食事は
- 牧草
- ペレット
- 水分
上記のバランスが重要です。
食欲が落ちる、便の量が減るなどの症状が見られる場合には早めに動物病院を受診しましょう。
当院ではうさぎの診療、特に食事指導にも力を入れております。
うさぎの食事や体調でお困りの際はぜひお気軽にご相談ください。
山形県米沢市の動物病院
てらやま動物病院
