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うさぎの目やにが多いのは病気かも!?原因や治療法を解説

「朝起きたらうさぎの目が目やにでくっついている」
「目やにが多すぎて、うさぎの目の周りの皮膚が赤くなっている」
「うさぎの目の周りの毛が目やにで固まっている」
このようなことを体験したことはありませんか?
うさぎにとって目は非常にデリケートな場所です。
目の周りに目やにが溜まると目の病気や皮膚炎など多くの問題につながってしまいます。

この記事ではうさぎの目やにが多い原因や病院で行う治療について詳しく解説します。
ぜひ最後までお読みいただき、うさぎの目の異変に早く気づけるようにしましょう。

うさぎの顔のアップ

うさぎの目やにとは

うさぎの目やには、本来は涙と一緒に排出されるべき老廃物が外に現れたものです。
しかし、涙の量が増えたり、目に炎症などの異常が起きたりすると、目やにが増えることがあります。
うさぎの目やには少量であれば自然な生理現象ですが、量が増えたり色が濁ったりする場合は注意しなければなりません。
目やにに加え、目を掻いたり、目が開けづらそうな仕草を見せたりした時は要注意です。
日々のふれあいの中で目元の変化に早く気づくことが、うさぎの目を守ることにつながります。

うさぎに目やにが見られる原因

うさぎの目は構造上、トラブルが起きやすくその原因も多岐にわたるのが特徴です。
主な原因としては以下のようなものが考えられます。

  • 不衛生な環境
  • 鼻涙管のトラブル
  • 不正咬合
  • 細菌の感染
  • 外傷

以下に詳しく説明していきましょう。

不衛生な環境

うさぎのケージの掃除が不十分だとほこりが増えてしまいます。
ほこりが刺激となって目に炎症が起こると、目やにが増えることがあります。
ほこりを防ぐためにこまめな清掃と適切な換気を心がけることは、うさぎの目やにを防ぐためにも重要です。
うさぎの健康のために、まずは清潔で快適な住まいを整えてあげましょう。

鼻涙管のトラブル

鼻涙管とはうさぎの目から鼻へと涙を流すための細い管です。
鼻涙管が何らかの原因で詰まったり狭くなったりすると涙が外にあふれ出て、目やにの原因となります。
鼻涙管が詰まる原因としては、生まれつき鼻涙管が狭い場合や、炎症によって後天的に詰まる場合などがあげられます。
鼻涙管のトラブルは、うさぎの目やにのトラブルにおいて最も多く見られる原因の一つです。

不正咬合

うさぎの目やには、目の病気のように見えますが実は口の中に原因が隠れているかもしれません。
うさぎの歯は生涯にわたって伸び続けるのが特徴です。
そのため、噛み合わせがズレると歯が異常な方向へ伸び、不正咬合という状態になります。
不正咬合になると、伸びた歯が鼻涙管を圧迫し、涙があふれやすくなるのが特徴です。
その結果、目やにが増えてしまいます。

もしうさぎに目やに以外にも、牧草を食べる量が減ったりヨダレが出ていたりという症状が出ている場合には不正咬合が目やにの原因かもしれません。
とくにシニア期のうさぎでは、不正咬合によって目やにが出るケースも多いため、定期的な歯科チェックが重要です。

細菌の感染

パスツレラ菌などの細菌が感染することで、うさぎの目に炎症が起こり目やにが出るようになります。
うさぎの目における細菌の感染は粘り気のある目やにが出やすいのが特徴です。

細菌の感染は、免疫力が落ちている時や環境の変化によるストレスを感じている際に発症しやすくなります。
鼻水やくしゃみを伴う「スナッフル」と呼ばれる呼吸器疾患につながることもあります。
放置すると全身の健康を脅かす恐れがあるため早めの対応が必要です。

外傷

目の外傷もうさぎの目やにの原因の一つです。
活発に動き回るうさぎは思わぬところで目に傷を作ってしまうことがあります。
ケージの突起物や乾燥した硬い牧草の先がまぶたの裏や眼球に当たることで目が傷つき涙や目やにが増えてしまいます。
急に涙が増えたり、目を細めて痛がる様子が見られる場合は、目に傷がついている可能性があるため注意が必要です。
うさぎが自分で目をこすってさらに傷を広げる前に動物病院を受診しましょう。

白いうさぎの横顔

うさぎの目やにの治療法

動物病院での目やにの治療は目やにを抑えるだけでなく根本的な原因を取り除くことを目的としています。
まずは検査を行ってうさぎの体に何が起きているのかを把握することが重要です。
具体的な治療方法には以下のようなものがあります。

  • 点眼治療
  • 鼻涙管の洗浄処置
  • 歯科処置
  • 内服薬の投与

目に感染や傷がある場合は、点眼治療を行います。
鼻涙管の詰まりや不正咬合が原因の場合は、それぞれに応じた処置が必要になるでしょう。
目だけにとどまらず、全身に問題がある場合は、内服薬を検討することもあります。

治療は病院での処置に加えて飼い主様の家庭でのサポートが欠かせません。
慣れない目薬の点眼や投薬に不安を感じる場合は、動物病院で相談してみましょう。
うさぎの負担や病気の状況を踏まえながら、うさぎにとって適切な治療法を選ぶことが大切です。

うさぎの目やにを放置するとどうなるの?

うさぎの目やにはただの汚れだと思って放置してしまうと、さまざまな問題に発展する可能性がある症状です。
常に涙や目やにで、うさぎの目の周りが湿った状態が続くと皮膚がただれて皮膚炎を起こしてしまいます。
炎症がひどくなると毛が抜けて激しい痛みや痒みにつながります。

さらに炎症が目の内部まで進行すれば最悪の場合には視力を失うことも。
うさぎの目やには、早い段階で受診することが最善の選択です。

うさぎの横顔のアップ

まとめ

うさぎの目やには、目だけの問題ではなく、鼻涙管や歯など全身の問題かもしれません。
放置してしまうと、さまざまなトラブルにつながります。
普段の様子と少しでも違うと感じたら迷わずに動物病院まで相談してください。
早期発見と適切なケアが、うさぎの目やにを改善するための最善の方法です。

当院では、うさぎの目やにに限らず、多くのうさぎの症例に対する診療経験があります。
不安なことがあれば当院までお気軽にご相談ください。

山形県米沢市の動物病院
てらやま動物病院


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