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レオパが目を閉じている原因とは?|目の病気と受診の目安

「レオパがずっと目をつむっている」
「目を閉じているだけで病院に行ってもいいの?」
「目が開くまで様子を見てもいいの?」
このようにレオパの目が閉じていても様子を見ていることはありませんか?
レオパ(ヒョウモントカゲモドキ)は、普段は両目をしっかり開けて周囲の様子を見ながら生活しています。
そのため、レオパが目を閉じている時間が長い場合は目にトラブルがある可能性があります。
もちろん、寝ているときや眠い時は目を閉じますがそれ以外で目をつむっていたり、元気・食欲が低下している場合は注意が必要です。

今回はレオパが目を閉じている際に考えられる原因や受診の目安を解説します。
最後までお読みいただき、レオパの大切な目を守るための参考にしてください。

レオパの横顔のアップ

レオパが目を閉じる主な原因

レオパの目が開かない原因はさまざまです。

  • 脱皮片の残存
  • 目の感染
  • 目の外傷
  • ビタミンA不足
  • 飼育環境の問題
  • 全身状態の悪化

などが挙げられます。

以下で詳しく説明します。

脱皮片の残存

通常レオパは全身の皮を一度に脱ぐ「脱皮」をします。
しかし、脱皮した際にまぶたの中に脱皮片が残ってしまうと、目の違和感から目を閉じてしまうのです。
脱皮が原因の場合は、まぶたの間から脱皮片の一部が白く見えることがあります。
脱皮片が残っていて目を閉じている場合には、脱皮した後から目を閉じていることが増えます。
そのため、いつ頃に脱皮をしたのか把握しておくようにしましょう。

目の感染

細菌や真菌による感染が起こると、まぶたの内側にある結膜や目の表面の角膜に炎症がおこります。
感染による炎症や違和感からまぶたが腫れて目が開けにくくなります。
また、目を気にしてシェルターやケージに擦りつけていないか確認しましょう。
目を擦りつけるとさらに傷ができ、悪循環に繋がります。
繰り返すと治りが悪くなってしまうこともあるので、早めの受診をおすすめします。

目の外傷

脱皮の際にシェルターやケージに目を擦りつけたり、目を傷つけてしまった場合は片目だけ目を閉じたりする場合があります。
片方の目だけをずっと閉じていることが増えたりすることがないか注意して観察しましょう。

ビタミンA不足

食事にビタミンAが不足していると、症状の一つとして目にトラブルが出てくることがあります。
ビタミンが入ったサプリメントを使用しているか、使用期限が過ぎていないかなど確認しましょう。
サプリメントを使用していても、ビタミンAの注射が必要になる場合もあるので、病院を受診して相談しましょう。

飼育環境の問題

爬虫類は飼育の温度と湿度が悪いと全身のトラブルが起こります。
ストレスがかかり、免疫機能が落ちてしまうと、目の感染などのトラブルが起こりやすくなります。
湿度が低いとうまく脱皮ができないこともあるので、ウェットシェルターの設置が有効です。
紫外線ライトを使用することで調子が良くなる子もいます。

全身状態の悪化

上記以外の原因でも全身状態が悪くなる病気があると、目をずっと閉じたままじっとしている時間がながくなります。
全身状態が悪い場合には、重い病気が隠れていることがあるのでレントゲン検査や超音波検査が必要になることもあります。

目をつぶって流木につかまるレオパ

自宅で確認したいこと

レオパの目が閉じている場合は、まずは飼育環境の温度や湿度を見直しましょう。

温度はケージ内で差を作りましょう。温度の高い場所は29~33℃、低い場所は25℃程度になるようにしましょう。湿度はウェットシェルターなどを用いて局所的に湿度の高い場所ができるようにしましょう。

脱皮の前後では、目に皮が残っていないかを確認することも大切です。

  • 脱皮のタイミング
  • サプリメントの使用
  • 飼育環境の温度や湿度
  • ケージ内のレイアウト

これらは診察の助けになりますので、写真を撮影するなどして記録しておきましょう。
目の中や目の周囲に白いものが見える場合は、自宅で無理に取ろうとしないようにしてください。
目の表面は傷つきやすく、無理に触ることによって症状が悪化する可能性があるため、早めに病院を受診することをおすすめします。

受診をおすすめするサイン

以下のような場合は、早めの受診をおすすめします。

  • 目を閉じている時間が長い
  • 目を開けにくそうにしている
  • 目の中や目の周囲に白いものが見える
  • 目の周囲が腫れている、傷がある
  • 目を舐めて気にしている

レオパは目を閉じているとご飯も見えなくなるため、食欲や活動性が落ちることもあります。
レオパが目を閉じている場合は、食餌量にも注意しましょう。

目をなめるオレンジのレオパ

まとめ

ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)の目が開かない場合、脱皮片が残っているだけでなく、目の炎症や角膜の傷、感染、ビタミンA不足、全身状態の悪化などが原因です。
目の中や目の周囲に白いものがある場合は、自宅で無理に取ろうとせず、動物病院での確認をおすすめします。
飼育環境の写真、温度・湿度、床材、食事、サプリメントの使用状況も原因を探るための手がかりです。

当院では、レオパをはじめとするエキゾチックアニマルの診療に対応しております。
「少し目を閉じているけど大丈夫かな?」という段階でも構いません。
気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください。
小さな変化に早く気づくことが、レオパの健康を守る大切な一歩です。

山形県米沢市の動物病院
てらやま動物病院


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