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レオパの指先や目に皮が残る原因とは?|脱皮不全の原因と受診の目安

「レオパの脱皮がうまくいかない」
「指の先に白いなにかがついている」
「脱皮をしたのにしっぽに皮が残っているけど、すこしなら大丈夫?」
レオパ(ヒョウモントカゲモドキ)の飼い主様は指先に少し白い皮が残っているくらいなら、様子を見ようかなとそのままにしていませんか?
脱皮不全を放置していると、残った皮が指先やしっぽを締め付け、血流が悪くなり壊死してしまうこともあるので注意が必要です。

今回はレオパの脱皮がうまくいかない際に考えられる原因や受診の目安を解説します。
最後までお読みいただき、レオパの脱皮不全を見逃さないための参考にしてください。

流木に手をかけるレオパ

脱皮不全とは

レオパの脱皮がうまくいかず古い皮が残ってしまうことを脱皮不全といいます。
レオパは、成長や健康な皮膚のために定期的に脱皮をします。
しかし、「うちの子の脱皮を見たことがない」という方もいるのではないでしょうか。
レオパの脱皮はスムーズに行われ、脱皮をしたことに気が付かない時もあるほどです。
普段レオパが脱皮をうまくしているのに脱皮片が残っている場合は体調が悪いサインかもしれません。
脱皮後は以下の場所を確認しましょう。

  • 指先
  • しっぽ
  • 目の周囲

レオパの指先やしっぽの先は脱皮片が残りやすいです。
脱皮片を放置していると指やしっぽの先端の血流が悪くなり、壊死してしまうので特に注意が必要です。
レオパの目の周囲に脱皮片が残ると目を閉じることもあります。

脱皮不全の主な原因

レオパの脱皮不全の原因はさまざまです。
レオパの脱皮不全の主な原因には、

  • 飼育環境の問題
  • 皮膚の感染
  • 皮膚の外傷
  • ビタミンA不足
  • 全身状態の悪化

などが挙げられます。
以下についてそれぞれ説明します。

飼育環境の問題

爬虫類は、飼育環境の温度や湿度が適切でないと、全身にさまざまなトラブルが起こりやすくなります。
レオパも例外ではありません。
温度はケージ内で差を作りましょう。温度の高い場所は29~33℃、低い場所は25℃程度になるようにしましょう。

湿度はウェットシェルターなどを用いて局所的に湿度の高い場所ができるようにしましょう。
湿度が低い環境では皮膚が乾燥し、脱皮不全につながることもあります。
湿度が足りないようであれば、脱皮前にウェットシェルターをおきましょう。
適切な温度や湿度に加えて、紫外線ライトなどの飼育環境を整えることも大切です。

皮膚の感染

レオパの皮膚に細菌や真菌が感染すると、皮膚が炎症を起こし脱皮しにくくなります。
皮膚が赤くなり脱皮片が残っている場合には、早めに受診しましょう。

皮膚の外傷

レオパの皮膚に傷がつくと、傷ついた箇所の脱皮がうまくいかなくなります。
傷ついた皮膚は脱皮が毎回うまくいかなくなることもあるので注意が必要です。

ビタミンA不足

ビタミンAは皮膚の健康に大切な栄養素の一つです。
ビタミンAが不足すると症状の一つとして脱皮不全がみられます。
また、目を開けなくなるなどの症状が一緒に出てくることもあります。

全身状態の悪化

レオパの全身状態の問題があることで脱皮不全が起こることもあります。
レオパが脱水や栄養不足を起こしていたり、ホルモンバランスの乱れなどが原因で全身状態が悪化します。
レオパがいつもと脱皮の仕方が違うなどささいな違いでも注意が必要です。

脱皮不全の対処法

レオパに残った脱皮片は自宅で温浴すると取れることがあります。
温浴とは、浅いお湯にレオパの指先を浸し、指先に残った脱皮片をふやかすことで取れやすくする方法です。
温浴しても取れない場合には無理に取らないようにしてください。
脱皮片を無理に取ろうとすると出血することがあります。

尻尾の脱皮を食べるレオパ

受診の目安

以下のような場合は、動物病院での処置や確認をおすすめします。

  • 指先や尾に脱皮片が残る
  • 指に脱皮片があり腫れている
  • 目を閉じている
  • 何度も脱皮不全になる

レオパの脱皮不全を長期間放置していると、古い皮が硬くなり一度に取り切れないこともあるので何度か通院が必要になることもあります。

レオパの脱皮で気になったことがある場合には早めに動物病院に連れていきましょう。

脱皮中のレオパ

まとめ

レオパの脱皮不全は、指先やしっぽ、目に起こりやすいです。
脱皮不全は温浴や飼育環境を見直すことで改善することもありますが、感染や外傷、全身状態の悪化など、他の原因が隠れている場合もあります。
何度も繰り返す場合や指先やしっぽ、目に脱皮片が残っている状態が数日続く場合は、動物病院に連れていきましょう。

当院では、レオパをはじめとするエキゾチックアニマルの診療に対応しております。
レオパが「脱皮不全かどうかわからないけれど心配」、「とても小さな脱皮片がついているかも」などささいな変化でも構いません。
気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください。
小さな変化に早く気づくことが、レオパの健康を守る大切な一歩です。

山形県米沢市の動物病院
てらやま動物病院


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