Case
病気について
よくある病気についてご紹介します。
皮膚の症例
- 外耳炎耳道で細菌や酵母菌が繁殖して起きます。炎症が強くなれば、痒みで頭を振ったり、耳を痛がったりします。シーズーやレトリバーにコッカー・スパニエルに多い病気です。慢性化すると、耳道が肥厚して閉塞したり、耐性菌が発生して難治性に […]
- 膿皮症イヌによく見られる細菌性の皮膚炎です。主に皮膚の常在菌であるブドウ球菌が感染することで起きます。アトピー性皮膚炎に併発していることも多いです。通常は抗生剤の内服や薬用シャンプーによる治療で治ります。
眼の症例
- 緑内障眼のなかの眼房水の流れの異常により眼圧が高くなり、網膜が障害されて失明にいたる病気です。シーズー、アメリカン・コッカー、柴犬に多く発生します。緑内障になると、眼が充血したり、痛みのため眼をショボショボさせたり、元気がなく […]
歯の症例
- 歯周病歯の表面に付着している歯石や歯垢で細菌が増殖して、歯肉炎を起こし、歯根への感染を起こして、歯がぐらついたり、膿が出たりします。歯周病の動物では細菌の出す毒素が血中に入り、内臓機能へ悪影響を及ぼす可能性もあります。日頃のデ […]
泌尿器の症例
- 子宮蓄膿症高齢の動物に多く、子宮内に細菌感染することで子宮に膿汁が貯留する病気です。多飲多尿、食欲不振、貧血、陰部からの排膿などの症状があります。治療が遅れると、多臓器不全となることがあります。避妊することで防げる病気の一つです。
- 腎不全加齢とともに、腎臓の機能が落ちていきますが、腎臓の機能の70%以上の機能がなくなると、異常な症状が見られるようになり、腎不全と呼ばれます。初期は多飲多尿の症状ですが、進行すると、食欲不振、嘔吐、やせてくるなどの症状が出て […]
- 膀胱結石、尿道結石結石ができやすい体質であったり、細菌性膀胱炎に併発して起きることが多いです。血尿や頻尿が見られますが、尿道結石になると排尿できなくなり、急性腎不全に陥るため、危険な状態になります。手術が必要になるケースもありますので、注 […]
軟部外科の症例
- 前十字靭帯断裂膝関節内の前十字靭帯を損傷することによって、痛みで後肢をかばうようになります。前十字靭帯が断裂することで膝関節が不安定になり、半月板の損傷を伴うことが多いです。従来は靭帯の代わりに糸を用いて関節を制動する関節外法が行われ […]
- 仙腸関節離開・骨盤骨折猫が交通事故に遭うと、骨盤骨折を起こしたり、脊椎と骨盤の接続部である仙腸関節が外れてしまうことがあります。骨盤の変形は歩行に支障をきたすだけでなく、便秘などの排便障害といった合併症を残すことになります。整形外科手術で正常 […]
- 膝蓋骨脱臼膝蓋骨(膝のお皿)が脱臼する病気です。内側に外れることが多く、小型犬(ポメラニアン、チワワ、トイ・プードル)では先天的に外れやすい形態で生まれてくる動物がいます。無症状の場合から後肢の変形を起こして、歩行困難になる場合ま […]
- 骨折ポメラニアン、トイプードルなどトイ犬種の前腕骨折と猫の交通事故による骨折が非常に多いです。当院ではピンニング固定、プレート固定、創外固定、インターロッキングネイルなど、骨折の状態に合わせて最適な手術法を選択しております。 […]
- 椎間板ヘルニア椎間板が変性し脊柱管に突出して脊髄を圧迫することで、後肢の麻痺などの神経症状を引き起こします。ダックスフンド、ペキニーズ、ビーグルなどでは、若齢期から発症することがあります。発症後、出来るだけ早期に手術で突出した椎間板物 […]
整形外科の症例
- 前十字靭帯断裂膝関節内の前十字靭帯を損傷することによって、痛みで後肢をかばうようになります。前十字靭帯が断裂することで膝関節が不安定になり、半月板の損傷を伴うことが多いです。従来は靭帯の代わりに糸を用いて関節を制動する関節外法が行われ […]
- 仙腸関節離開・骨盤骨折猫が交通事故に遭うと、骨盤骨折を起こしたり、脊椎と骨盤の接続部である仙腸関節が外れてしまうことがあります。骨盤の変形は歩行に支障をきたすだけでなく、便秘などの排便障害といった合併症を残すことになります。整形外科手術で正常 […]
- 膝蓋骨脱臼膝蓋骨(膝のお皿)が脱臼する病気です。内側に外れることが多く、小型犬(ポメラニアン、チワワ、トイ・プードル)では先天的に外れやすい形態で生まれてくる動物がいます。無症状の場合から後肢の変形を起こして、歩行困難になる場合ま […]
- 骨折ポメラニアン、トイプードルなどトイ犬種の前腕骨折と猫の交通事故による骨折が非常に多いです。当院ではピンニング固定、プレート固定、創外固定、インターロッキングネイルなど、骨折の状態に合わせて最適な手術法を選択しております。 […]
- 椎間板ヘルニア椎間板が変性し脊柱管に突出して脊髄を圧迫することで、後肢の麻痺などの神経症状を引き起こします。ダックスフンド、ペキニーズ、ビーグルなどでは、若齢期から発症することがあります。発症後、出来るだけ早期に手術で突出した椎間板物 […]
腫瘍の症例
- リンパ腫リンパ節や全身のリンパ系細胞が腫瘍化する病気です。全身のリンパ節が腫瘍化するタイプの他に消化器型、縦隔型、皮膚型など様々な部位に発生します。猫では猫白血病ウイルス感染が原因となることがあります。細胞診や病理検査で分類を行 […]
循環器の症例
- 僧帽弁閉鎖不全心臓の僧帽弁が変性して起きる病気です。マルチーズ、シーズー、ポメラニアン、キャバリアなどの小型犬で中高齢より多く見られます。初期は聴診で心雑音が聴取されるのみですが、進行とともに、咳、運動不耐、呼吸困難、失神などの症状が […]
エキゾチックアニマルの症例
- ウサギの毛球症ウサギが飲み込んだ被毛が毛玉になり閉塞を起こし、胃から腸へ通過障害を起こす病気です。ウサギは嘔吐ができないため重症化しやすく食欲不振となり、治療が遅れれば死にいたることもあります。乾草をたべていないウサギに発生が多く、臼 […]
軟部外科の症例
- 甲状腺機能亢進症高齢の猫に多いホルモン疾患です。甲状腺が腫瘍化することで、甲状腺ホルモンの分泌が過剰になり様々な症状を起こします。ごはんを食べていて元気にもかかわらず、どんどん痩せていくことが多いです。心筋症といった心臓疾患を起こしたり […]
- 胆嚢粘液嚢腫胆嚢内に粘性の高いゼリー状の塊ができて、胆嚢炎、胆管閉塞などを起こす病気です。症状は食欲不振、嘔吐、腹痛、黄疸などで超音波検査で診断されます。重度の胆嚢粘液嚢腫では胆嚢破裂や胆管閉塞から危険な状態になりやすいため、胆嚢切 […]
健康診断・リハビリの症例
- 肥満肥満は多くの病気の原因となります。糖尿病、心不全、気管虚脱、変形性関節症、椎間板ヘルニア、皮膚病などのリスクが高くなります。動物は自分で食べる量をコントロールすることができません。飼い主様が食餌管理=健康管理と思って肥満 […]