
「いつもよりうさぎのうんちが小さい気がする」
「うんちは出ているけど何かの病気?」
「食欲はあるけど、うんちのサイズが気になる」
このような変化に気づき、不安に感じているうさぎの飼い主様もいらっしゃるのではないでしょうか。
うさぎの健康状態は、うんちを見ることで分かることが多いといわれています。
普段と比べて大きさや量が変わったときは、体調の変化が関係しているかもしれません。
もちろん、一時的なもので様子をみても問題ないこともあります。
しかし、状態が続く場合は注意が必要です。
この記事では、うさぎのうんちが小さくなる原因と、受診を検討する目安について解説します。
ぜひ最後までお読みいただき、うさぎの体調変化に早く気づくための参考にしてください。
うさぎのうんちは健康のバロメーター
うさぎは草食動物であり、繊維を多く含む食事を長い時間かけて食べる動物です。
胃腸が常に動き続けているため、健康なうさぎは一日にたくさんのうんちをします。
健康なうさぎのうんちは、
- 丸い形をしている
- 大きさがそろっている
- 適度に乾いている
といった特徴があります。
大きさの目安としては直径約1cm前後です。
うんちがこの目安より小さくなるといった変化は、胃腸の動きが弱くなっているサインであることがあります。

うさぎのうんちが小さくなる主な原因
うさぎのうんちが小さくなる背景には、いくつかの原因が考えられます。
食事量の低下
うさぎは食べた量に比例してうんちをします。
食事量が減れば、うんちの量やサイズも小さくなります。
- 牧草の摂取量が減っている
- ペレットの食べ残しがある
- 食べるスピードが遅くなっている
このような変化がある場合、食欲低下がうんちの大きさに関係している可能性があります。
消化器うっ滞
うさぎでは、胃腸の動きが低下する「消化器うっ滞」が比較的よくみられます。
消化管の動きが弱くなると、うんちが小さくなったり、数が減ったりします。
食欲の低下だけではなく、元気がなかったり、お腹が張っていたりという症状がみられる場合は注意が必要です。
うさぎの消化器トラブルは進行が早く命に関わることもあるため、早めの対応が重要になります。
牧草の摂取不足
牧草に含まれる繊維は、うさぎの腸を動かすために欠かせません。
牧草をあまり食べない状態が続くと、うんちが小さくなることがあります。
ペレット中心の食事になっている場合、腸の動きが弱くなってうんちが小さくなっていることもあります。
ストレスや環境の変化
うさぎは環境の変化に敏感な動物です。
- 気温の変化
- 引っ越し
- 新しい家族やペット
などの影響で食欲が落ちたり消化管の動きが鈍くなったりすることがあります。
その結果、うんちのサイズが小さくなるケースもあります。
様子を見てよい場合と受診を検討すべき場合
うさぎのうんちが小さい場合に様子を見てもいいものなのでしょうか?
一時的に小さいだけですぐに元に戻るのであれば多くの場合心配はいりません。
しかし、次のような場合は注意が必要です。
- うんちがどんどん小さくなる
- 量が明らかに減っている
- 食欲が落ちている
- 元気がない
とくに、食べる量が減っている場合は様子を見すぎないことが大切です。
うさぎの消化器トラブルは短時間で重症化してしまうことがあります。
「少し気になる」という段階でも、早めに相談することで大きなトラブルを防げることがあります。

まとめ
うさぎのうんちが小さくなる変化は、食事量の低下や消化器の不調など、体調変化のサインであることがあります。
うんちのサイズだけでなく、
- 食欲
- 元気の様子
- 牧草の摂取量
これらをあわせて観察することが大切です。
当院では、うさぎをはじめとするエキゾチックアニマルの診療にも対応しております。
うんちの変化が気になるときや、「様子を見るべきか迷っている」という場合でもお気軽にご相談ください。
うさぎの健康を守るためには、日々の小さな変化に気づくことがとても大切です。
山形県米沢市の動物病院
てらやま動物病院
